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袖口黒し(その2) [思い出]

↓下の続きです。

A子は結局何年あの社長さんとつきあったのだろうか?

4年か5年か・・・。
花の20代後半を、あの男のために捧げたA子。

会社のみんなに知られてはまずいから・・と、二人がつき合っていることを黙っているように社長から言われたA子。もちろん、本人も、それが公になったら会社にはいられないという気持ちがあったと思う。

しかし、私に対してはオープンで、私の前でいちゃいちゃすることなどなかったが
一緒に飲みに行っても、おしぼりを渡したり、ドリンクを作ったり、まるで奥さんのように、かいがいしく社長に仕えるA子の姿を見ていると、この二人、いい感じだなぁと思ったものだった。

だが・・社長さんも30代半ば。奥さんや子供がいるという話しは全然聞こえてこないが、本当はどうなんだろうか?会社では表向き、独身ということだった。いとこのお局様なら本当のことを知っているだろうが、そんなことを聞けるわけもなく。
A子にも、実際「独身だよ」と言っていた社長。

「どうなの?本当に独身なの?」と聞くと、彼女はこういった。

「絶対奥さんなんかいないわよ。だって、ワイシャツの袖口やえりなんか真っ黒だもん!」

男兄弟もおらず、父親も会社勤めではなく、男のワイシャツがどんなに汚れるものか全く知らなかったA子と、そして私。

その話を聞いて、ある時、社長さんのワイシャツの袖口、後ろに回って、さりげなく襟首のところをチェック。。
確かに真っ黒!きったねぇ~~。社長なんだから、もっときれいなワイシャツ着たらどうなのかしら?着替えてないの?ってほど汚れていた。

なるほど、そうか!妻がいれば、そんな汚いワイシャツなぞ着せるわけがない。
A子、見るところはちゃんと見てるんだね~~。

妙に感心した私もバカだったけど、それを根拠に、社長が独身だと信じているA子も後から考えたら哀れなものだった。

そして最終章へと続く・・。

ながっ!!
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