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袖口黒し(その1) [思い出]

doblog過去記事より

関口宏ならぬ、袖口黒し・・なんだ、そりゃ?
単なるダジャレ・・・にもなってないか。

朝、洗濯の際、夫や虫子達のワイシャツやブラウスの襟や袖口に「えり・そで用洗剤」をこすりつけるのだが、あんまり効果があるように思えない。

寒い冬で汗もあまりかかないだろうに、特に夫や虫男など男組のえり・そでの黒いこと、黒いこと!

時々、靴洗い用ブラシに石鹸をつけて、ゴシゴシ洗うのだが、生地が痛むだけで、劇的効果もなく、黒ずみはだんだん取れなくなってくる。

こんな汚いワイシャツじゃ「奥さんがいない」と思われても仕方ないかなと思いつつ
独身時代の親友A子を思い出していた。

A子は、会社の同僚だった。気さくで面倒見がよく、女友達の多い彼女。私もすぐに友達になった。しかし、私は会社の方針に馴染めず、一年で退社、同業種の別の会社に移った。彼女もその後すぐに同じ理由でまた別の会社に変わっていたのだが
その会社というのが、個人で営業している小さな会社で、30代半ばの、もっさりとした冴えない社長と、社長のいとこだという、お局様の独身のおばちゃんと、若い男の子女の子の数名で成り立っていた。

どういうことをやっている会社なのかよく知らないが、A子もそこで、他の若い子達と一緒に事務所に詰めたり、取引先回りをしていたらしい。
私も頼まれて、何回か宛名書きのバイトに行ったこともあったが、気さくな社長、親戚の気安さからか社長よりも更に態度のでかいお局様、若い男女社員などと一緒に過ごし、和気藹々とした社風が少し羨ましく思えたものだった。

特に社長さんはA子の友達である私にも、何度も食事をおごってくれたり
飲みに連れて行ってくれて、ずいぶんお世話になったものだった。

気前のいい社長さんだなぁ・・と思っていたら
何のことはない、いつの間にかA子とできていたのだった。
これにはちょっと驚いた。

というのも、A子は、親友の私がどうひいき目に見ても
可愛い、とか、きれい、とかいうご面相ではなく
性格はいいのだけど、容貌的にちょっと、いや、かなり不利な女の子だったのだ。
(もちろん自分のことは棚に上げておりますが)

そんな彼女の初のカレシが会社の社長さんなのであった。

「へぇ・・お金持ちのカレシかぁ~やったじゃん」と単純に思った私。

「できている」は不適切な表現かもしれない。
A子の言葉を借りれば「体の関係はない」ということなのだが
そんなことがあるだろうか?
30半ばの男と20代半ばの女である。

「会社の人たちにバレるといけないので、絶対に言わないでよ」とA子から念押しされたが、どうやらかなり前からつきあっていたらしい。
何がきっかけだかわからないが一人暮らしの彼女のアパートに入り浸り
漫画を読んで、食事しているらしい社長・・。
そんな二人に体の関係がないなんて??

そして、いい年した社長には家庭があるのではないか?
妻や子供がいるのではないか?

そんな疑問に彼女が答えた。



・・つづき~~。

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